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 長野県の将来をどのように展望していくのか、大切な判断を下される知事選挙が8月6日と決定された。知事と議論を戦わしてきた県議会議員の大多数は、現知事の政治手法・県政運営に疑問を持っている。誠実な議論展開をし理解し合えるならばよいが、県議会との議論を全く無視をし強権的で自分中心の県政運営の実態を見る限り、長野県の将来を託すにはふさわしいとは思えない。県議会の言い分を丸呑みしなさいと言っているのではない。このような現実を間近で見てきた県議会の判断と責任は大きい。県民の皆さんにその実情を正確に知らせる義務を怠ってきてはいないだろうか。

 それにもまして、どのような知事像がよいのか。どの方が将来の長野県を託すのにふさわしいのか。人選びはオープンで県民の皆さんに分かりやすい選び方をしなければならない。国政選挙と違って政党間で党利党略的な思惑を持っての人選びはあってはならない。人選びの過程も少なくても志を一つと考えられる県議会議員には共有していかなければならない。その思いが有志による情報交換会開かれたものと思う。これからの県議会議員個々の判断の間違いは許されない。健全な長野県づくりはこれからでも遅くはない。

17年度政務調査費の集計結果を報告
 平成17年度の志昂会が調査研究等に、貴重な県財政を使わせていただいた政務調査費の集計が出来たのでご報告したい。各支部別・月別など詳細は志昂会執務室でいつでもご覧頂けるのでお出でいただきたい。

「17年度志昂会政務調査費集計結果」をダウンロード

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 今日は南佐久の各町村から道路河川等の改修など要望のあった箇所などを、現地機関の職員とともに現地調査した。昨年もこの時期に調査したおり、現地機関の職員から将来計画など説明を受けた。その箇所では今回すでに工事も進められており、素人でも完成後の全容が浮かんでくる情況を見て喜びもひとしおであった。

  1.5車線道路の建設には住民の合意が得られなければ進められない。粘り強く住民と話し合いを繰り返し事業者(県)側の考え方を説明し、なおかつ住民の意見を聞き入れていく過程は大変なエネルギーを必要とされるものだ。しかも一つの事業を推進するために、技術職・事務職等にかかわらずあらゆる分野の職員が連携した連続プレーがなければ成し遂げられない。職員がどのように人事異動で変わろうとも、見事に卆なくこなしていく能力には拍手を送りたい。

 地元住民の要望箇所や街づくりのプロから見てやらなければならない箇所など、新規事業・改修改善事業、何年も経過している継続事業など懸案事項は限りない。その優先順位や財政上のコントロールは大変困難を極めるものだ。現地機関で精査のうえ要求しても査定の際見送られるケースも多い。判定基準がどうなっているのか分からないが、現地機関の日常の職務作業等を見る限り、客観的信頼の上に立って結果を下すべきであろうと強く感じた。

 18日は社会衛生委員会の初委員会が開催された。県民の福祉と健康と医療を守り推進する分野だけに内容は濃い。県立こども病院の一般診療導入などをはじめ課題は多い。県民の生活と暮らしに直結するだけに、しっかり県議としての職務を貫き、理事者側と胸襟を開いての議論展開をしていきたい。与えられた県議会議員の最後の委員会でもある、心して頑張って生きたいと改めて意を新たにしたところである。

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 12日~13日 志昂会では18年度最初の現地調査及び議会改革勉強会を実施した。12日の今日は東京都が建設した「神田川・環状7号線地下調節池(神田川取水施設)」を、総務省消防庁国民保護室では「国民保護計画」について勉強会を、長野県東京事務所では「企業誘致の現状と今後について」現状説明を受け意見交換をした。

 「神田川取水施設」は県が淺川流域対策として、2月定例会で「放水路計画案」をいきなり発表したのを受け、スケールと手段こそ違うが地下放水路的要素は同類のため現地調査となった。昨日来の大雨の関係で地下40Mに造られている調節池に、流入孔から水が流れ込んでいた。このような情況に出会わしたのは私たちが初めてであったと言うことであった。

 この調節池は3年に1度の確立計算で建設されていた。東京都では集中豪雨の際、過去に大きな効果をもたらしているという。これまでの建設費は約500億円というが、すべてを完成の場合は兆円を超えるという。そのための見通しはついていないとのことである。長野県淺川での放水路計画は、青山出納長の発言にクレームを付けるなど、国でも計画案に疑問を持っており、現実味のない実現性に乏しいというより全くない案である。建設費を見るだけでも県財政上ダム案をはるかに上回り、安全性・経済性など流域住民の安心安全を守ることが出来るものではないと感じた。

 「国民保護計画」については今後各市町村で計画を作成することになるが、計画作成は問題なく出来ると思う。しかし、その計画に沿って住民に周知徹底や平時での訓練など、現場での実施には問題が残りそうである。平和日本を掲げてきたわが国では、北朝鮮問題やテロ行為など緊張感は理解できるが、国民に「有事の際」をどこまで理解してもらうかが課題ではないだろうか。

 東京事務所では「企業誘致の現状と今後について」現状説明を受け意見交換をした。職員が少ない人数で頑張っている様子が伺えた。ただ、長野県に企業誘致をするのに地域にあった目標目的を明確にしたほうがよいことを指摘した。
東京事務所での役割を達成させるためにも、職員をもう少し送ってもよいのではないか。各町村に派遣している職員をチョット減らしただけでも出来るはずだ。また、各企業の担当者と人間関係が形成されようとする頃には、異動してしまうこともあり、現地機関の役割と目的を県のトップが理解されていないことがここでも浮き彫りになった。長野県をどのように導いていくのかビジョンのない県政運営に終止符を打たなければと改めて感じた。

 明日(13日)は「地域新エネルギービジョン」の課題等について研修したあと、三重県議会等が主催する「議会改革勉強会」に参加することになっている。ただし、当日は委員会等が重なってしまったために途中で帰る議員も残念ながらいる。後日、会派で勉強会の報告を受けながら議論することが楽しみである。

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 この一週間各入学式が続いた。毎年入学式の日程がいくつか重なっているため、出来るだけ昨年と重ならないようにしながら出席している。出来れば高校再編の対象校となった高校へ出席しようと思ったが、ご案内がなかったことは残念である。私が今回出席した高校は高校再編の対象校となっていなかった高校であったが、新入生の希望あふれる姿を見たとき、多少の不安は自ら消してくれるだろうと思った。しかし、高校志望の際は少なからず高校再編問題の影響はあったものと思われる。力強く・明るい高校生活を送っていただきたいものである。

 入学式の校長先生の式辞等の中に、寛容・信頼・尊敬・礼節等の言葉が多かった。人間が集団生活の中で営みをしようとした場合、勉学であろうと就労であろうと、一般社会の営みの中においても極当たり前とする言葉である。また極自然体で身に付けていかなければならない内容の言葉でもある。校長先生が新入生に我が子に躾けるような口調で、改めて入学式の式辞で触れられることは、人が生きるために、生活をしていくうえに如何に重要で大切であるか伺えるものである。なぜか田中康夫長野県知事にも新入生の席に座っていただき、式辞をしっかり聞いて理解していただければと思った。

 高校入試結果の一覧表を見たとき、やはり高校再編問題は対象校にとっても、大きく影響があったと感じられる。何故ここまで執拗に議会や県民の意見を拒み続けてきたのか計り知れない。東北信のみならず周辺同規模校の欠員情況や、同種科目が重なる高校などの欠員情況や動向など、よく検証したうえで地域や現場と検討協議をしてからでも遅くはないはずである。県教委としての時間的目標は持っても当然であるが、それを県下一律に目標までに、県教委の考え方のまま実施するという手法は間違っている。やはり地域の実態に合わせながら辛抱強く、理解を求めながら再編を進めるべきであろう。今後の地域説明会に注目したい。少なくとも今までと同じような議論の展開は繰り返すべきでないと指摘しておきたい。

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 2月定例会最終日の3月27日に議会事務局を通じて私宛に一通のはがきが届いた。「百条委員会」に対する厳しいお叱りの内容である。通常このような「抗議」と思われるはがきや手紙には、住所・氏名は書かれておらず匿名が多い。しかしこの葉書には郵便番号・住所・氏名がはっきり書かれていた。私は抗議でなくご提言の葉書と捉え返事を書くことにした。最終日の慌しい合間をぬって、ご理解いただきたい一心で一生懸命返事を作成し投函した。

 先日その封書は「あて先住所不明」で志昂会へ戻ってきてしまった。残念というより悔しさでいっぱいである。差出人は偽名であったがもしこのブログを見ている方であれば、その返書を公開するので読んでいただきたいものである。この文面だけではご理解できないと思うので、是非志昂会控え室へ来て「明日の長野県づくりのために」意見の交換をさせていただきたい。
  〒381-3302  上水内郡小川村高府  大西芳雄様

大西芳雄様

 前略 日頃は県政や県議会にご関心を頂いておりますうえに、貴重なご提言を頂き感謝申し上げます。
 ご指摘いただきました「百条委員会」設置に対し、県民の皆さんがご理解できないでいることは、県議会としても努力を欠いてきたことでもあり、大いに反省いたしているところであります。百条委員会設置に至る経過も、委員会審査の経過も詳しくお話させていただける機会が得られれば幸いですが、もとを辿れば、何事も包み隠しなくガラス張りの県政を標榜してきた田中知事が、県条例に基づき公開を求められた情報を公開していれば、百条委員会設置もありえなかったと思います。更に2年度にまたがっての総務警察委員会の集中審査においても、誠心誠意答えてくれていたならばと残念でなりません。
 
 百条委員会を設置したからこそ、疑惑であった事項が事実として明らかにされてきました。百条委員会では多くの事実を認定いたしましたが、その中でも県の統括者(最高責任者)として、責任を持った判断がなされておらず、言葉での指示はないものの、田中知事の言動と顔色を伺って事業を進めなければ成らないことが恒常的となっていた事実も判明したところです。結果的に県民に不利益となることや、議会にクレームを付けられることを承知で、事業・予算を作成しなければならなかったりなど、県職員を苦しめ病気療養者を多くつくってしまった責任は大きいものがあります。百条委員会でも地方自治法上の調査権をもってしても、調査や証人尋問において、より事実解明を進めるには限界を感じました。
 
 また、公開請求された公文書の内容が、知事後援会元幹部により働きかけしている様子が記載されていることは事実であり、その公文書を不存在としたり破棄行為を容認してきたことは明らかであります。それらの事象を百条委員会として委員会報告を公表するに当たり、自治法に基づく調査権のある百条委員会においても限界があった事実解明を、より捜査権のある機関と司法に委ねることとしたものです。
 
 「山積した県政の課題解決のために、全智力を尽くしてこそ県民の選んだ県議である」と、ご指摘をいただきましたことは、まさに仰るとおりであります。県議会と致しましてもそれらを一切無視していることではありません。各常任委員会においてしっかり議論を重ねておりますし、各会派ごとに調査活動を行ないながら活動の中で県民の皆さんにとって不利益とならないよう、課題解決に向けて努力いたしております。議会は最初から議案の否決・修正をするつもりは毛頭ありませんし、しておりません。

 議会の権能はもともと理事者側(県知事部局及び教育委員会など行政委員会側)の提案事項、県政全般にわたり調査・検査をし、議決しなければなりません。調査の段階で厳しいチェックをするために、県理事者側と激しく議論を戦わす時もしばしばあります。またしなければなりませんが、それらを県民の皆さんが報道を通じてどう感じ取られるか心配の感も正直あります。いづれにしても、その結果県民益とならない場合は、県民の立場になり抵抗を致します。提案された議案が不十分の場合、議会の意向に変更させる場合もあります。逆に県民の皆さんや支持者の皆さんと考えが異にしても、知事部局の提案を認めるために、究極の決断をしなければならないときもあります。

 それらの議会活動は現在のマスコミにとっては「おいしいニュース」でないので、ほとんど記事になりませんし放映もされません。ちなみに、今定例会で県議会が予算の減額など修正をした額は6,300万円でありますが、総予算額8,250億円ですので、率にして0.076%に過ぎません。にもかかわらず「相次ぐ修正・否決、対立する知事と県議会」などと煽るばかりなのは残念であります。

 県議会は激しい議論展開はするものの、県民の代表として県議会の立場から、県民の皆さんのご意見・ご提言をより反映できるよう努めているところであります。むしろ、県議会の提言に対し一切耳を貸さず、強引に県の考えを押し通そうとする田中知事の県政運営こそ、責められなければならないと思っています。知事を取り巻く県職員も県民のことを思い、正直に異論を言えば即異動をされてしまう情況であります。予算提案権と人事案件を持つ知事は、それらの権利を私物化してはならないのです。それこそ県民不在の県政運営をしていることになります。

 私も地元に戻り大西さんのように疑問を持たれる県民の皆さんに、しっかり説明をすることは大変なエネルギーを必要としまが、しかし、今与えられた(付託された)県議会議員としての努めであります。今後もその努力は続けていくつもりです。県民の代表として県民のための努力をしても、ご理解が得られない場合は残念ながら今の県政を続けざるを得ません。(少なくとも私は3年間田中知事をそばで言動・行動・県政運営などの実情を見た時、そう言わざるを得ません)私事感情か否かは大西さんご自身でご判断して頂くしかありません。

 大西さんにご理解いただくためには、この様な文面だけでご了解いただくつもりはありませんが、どうぞご思慮ご賢察頂きまして「明日の長野県づくり」のために、共に汗を流していきたいものであります。一度お時間をおつくり頂き、志昂会控え室においで頂き、意見交換が出来れば幸いです。
 これからもご意見を賜り、合わせて叱咤いただけますようお願いいたします。ご健康でお過ごしなされますことをお祈りいたします。奥様にもよろしくお伝えください。

平成18年3月28日
                                                  草々
追伸 お気に目さないかもしれませんが、参考のために別紙資料を同封させていただきます。

 南佐久郡佐久穂町大字高野町625
長野県議会議員 志昂会幹事長 
高見澤敏光
携帯電話 090-4949-8635

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