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活動報告 

 29日 創志会総会を開催し「長野県中期総合計画(案)」について、県議会中期総合計画研究会として議長に最終報告するために、会派としての意見を取りまとめた。決算特別委員会など公務で欠席者もいたが、じっくり意見の交換をした。しかし、一方で県は最終案として公表をした。公表してから会派の意見を取りまとめ提出したものを、どのように反映していくのだろうかと疑問を感じながらの作業であった。

 創志会としても今までも中期総合計画案について何回か検討をしてきた。しかし検討会はしたものの、残念ながら明確な提案事項については少なかった。研究会に参加している金子議員と私は、会派の検討会の中に出た意見を集約して会議で発言してきた。今日はこれが最後の意見を加えることが出来る(?)のかなとの思いや、今になってこのような意見を提出して、果たして修正できるのだろうかなどと、県が最終公表をした現在やはり複雑な思いである。

 それも単純な文言を加えるだけならともかく、総体的にインパクトが弱く、県民の皆さんが「よし、この計画に沿って、みんなで頑張っていこう」と行動を起こさせるだけの響きが感じ取れない。それだけに多くの提案意見が出たが、場合によっては最終案の根底を覆すほどのものもあった。せめてこのくらいの意気込みで県民の皆さんと計画推進に当たって、行動を共にしていかなければとの思いで、明日30日の締め切りを前に意見を集約した。検討していく中で「この部分は村井知事がリーダーシップを発揮して、もっと明確に県の施策を示すべきだ」との意見など多数出たが、数点に絞り創志会としての意見を提出することとした。果たしてどれだけ反映できるだろうか。
意見集約結果は次の通りとした。

      中期総合計画(案)について、会派意見の取りまとめ(創志会)
                                          平成19年10月29日

1 長野県中期総合計画(案)の説明資料全般からの意見

* これからの長野県づくりの方向、挑戦プロジェクトなどで、計画書を一目見て県民一人ひとりが何をするべきか、県民が本気で挑戦する気にさせるだけのテーマ等の文言の工夫が必要である。
・ 計画案の中身は概ね理解できるがキャッチフレーズを明確にするべき。
その為に次の提案をいたします。

* キャッチフレーズ等の提案
・ 一人当たり県民所得全国レベルへの挑戦➡を➯長野県の県内総生産額(GDP)を10兆円に挑戦します。(経済成長)
・ 次代を担う多彩な人材育成県への挑戦➡を➯日本一の教育県への挑戦をします。(人材の育成)
・ 出産・子育てにやさしい県への挑戦➡を➯長野県の合計特殊出生率を日本一に挑戦します。(少子化)
・ 地球温暖化対策先進県への挑戦➡を➯地球環境サミット招致に挑戦します。(環境・観光)

* 文言の追加
145pに、「自然エネルギーの開発(バイオエネルギーの開発)」の文言を入れる。
57pに、「日本の屋根(アルプス連邦)を世界遺産にエントリーをする。」の文言を入れる。

2 その他
・ 23pの項は、市町村が主役の元気な県づくりへの挑戦としながらも、助言等を通じ
て支援しますなど、総体的に県の姿勢が見えにくい。9月定例会で市長会の陳情を採択した経緯もあり、県のリーダーシップを示すべき施策をするために「市町村合併の枠組みを提示する」の文言を明確に記載するべきである。(分権移譲を受け入れできるために)
・ 長野県「ロゴ」・「キャッチフレーズ」を募集します。の説明に、長野県中期総合計画(案)に
おける「基本目標」、「めざす姿」及び「挑戦プロジェクト」からイメージする長野県を分かりやすく、親しみやすく表したものとしてください。とあるが、基本目標等が県民に分かりにくいので、分かりやすい文言に改めるべき。

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活動報告 

 25日 第8回地方自治体議員「男女共同参画サミット」が東京都議会議事堂で開催され参加した。このサミットは東京都・埼玉県・長野県の各議会の議員連盟が、毎年持ち回りで開催している。今回は長野県から10人が参加した。基調講演では「ワーク・ライフ・バランス」と題して、㈱ポピンズコーポレーション代表取締役の中村紀子氏が講演をした。その後東京都生活文化スポーツ局・男女平等参画担当参事の平林宣広氏によって、東京都が実施している「男女平等参画のための東京都行動計画」について報告があった。

 基調講演は中村氏が自らの仕事と子育ての体験を通して、仕事と育児を両立するためにベビーシッターをお願いしたところから、現在の会社を設立したきっかけになったとのことであった。講演の趣旨は理解できるが、節々で自らの企業に結びつける話し方には違和感を感じた。また、保育の待機児童がいる東京都と全てが保育園に入園できる長野県、いわゆる都会と地方の現状が認識されていないように思えた。

 ただ、児童福祉法第39条に掲げられている「保育に欠ける・・・」を「保育を必要とする・・・」に改正するべきだと言う提案は賛同できるものであった。この問題は私も以前から主張してきたところであった。保育にかける理念が戦後の混乱期から立ち上がろうとする時代の保育環境では、「保育に欠ける」家庭事情だからこそ必要とされたのである。現在では条例に掲げられている「保育に欠ける」を当てはめると、ほとんどの家庭がわが子を保育園に入所させることが出来なくなる。むしろ保育を必要とする時代背景になっているのではないかと考えられる。

 サミット終了後に都県連絡会議が開催されて出席してきた。色々と意見の交換があったが、最後に男女協参画問題は少子化問題と関連もあり、制度の法改正などを必要とするため、国会議員も参加していただくことがよいのではないか。ただし、国会議員の挨拶ばかりではなく、むしろ現況の話を聞いてもらうべきことが大事ではないか。との意見が出たところで閉会となった。来年は埼玉県で行うことが決定された。

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活動報告 

 22日 県議会山岳環境保全対策議員連盟の現地調査が行われた。今日は有害鳥獣等により山岳自然環境が損なわれているため、その対策に対し防除対策のほか、狩猟や捕獲された有害鳥獣の個体の処理など積極的な取組みをしている大鹿村で調査が行われた。大鹿村において中川大鹿村長をはじめ、猟友会・地元の食外被害を受けている農業委員会長や、将来観光農園を目指す建設業を営みながらブルーベリーを栽培している人や、尽くすべき対策を全て実施したが効果もなく、農業を継続する意欲をなくしつつある農業者、鹿を中心とした鳥獣の加工販売をしている建設業者などの皆さんと意見交換をした。

 意見交換等においては実体験を通した話であり、想像以上の被害状況と対策など知ることが出来た。更に県が示しているハンターの増員などは、ハンターの高齢化に加え、若い世代の新規参入がない現実の情況に相反する施策にクレームをつけるなど、実体験しているからこそ現実的な意見が多く出た。色々な対策を試行錯誤されているが、中々有効な対策が見つからないのが現実である。また、捕獲した鹿の新たな商品開発などに多額な資金も必要であり支援の要請もあった。限られた時間内ではあったが意見交換の中で、多くの課題が浮き彫りされて、今後の施策展開に対し参考になった。

 大鹿村では鹿の大量捕獲柵を設置して鳥獣駆除の取組みも行っている。設置したばかりで、成果はまだ出ていないが今後に期待したい。有害鳥獣駆除報償費を村で予算化して施策を打っているが、財政が厳しい小さい町村では限度であり、国を挙げて抜本的な対策をしていかなければ解決の道はないと感じた。また、高山植物や希少植物なども大きな被害を被っているとのことであった。ジビエ料理なども村や関係者が積極的に取組み、地域産業の振興等に結び付けようと努力されていた。昼食にもジビエ料理を出していただいたが中々工夫され美味であった。

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活動報告 

 20日 小海高等学校創立100周年記念式典に参加してきた。何回か校名が変わり、学び舎も4回変わったと言う。昭和50年に現在の小海高等学校と改称されている。その間、地域農業の担い手としての人材を輩出し、現在の南佐久地域の農業(高原野菜等)の基盤を創出されてきた。人材育成は学問のみでなく、インターハイ・スピードスケート競技においては9連覇と、その名を全国に知らしめたものだ。  

 小海高校は以前から「地域に信頼される学校」として、学校関係者はもとより地域ぐるみで実践されてきている。そのことが100周年の歴史を常にプラスに塗り替えてきてこられた要因であろう。南佐久郡で唯一の高等学校である。今後高等学校の再編等論議されている中であるが、南佐久地域で唯一の高等学校だから存続したいでなく、個性豊かで特徴のある魅力ある高等学校として、「存続させなければならない」と、誰もが納得できる高校として飛躍を図っていただきたいものである。それだけの要素を持つ内容ある高校であると、本日の生徒や教職員や同窓会等の関係者の姿から見て取れた。  

 記念講演では佐久総合病院小海分院の理学療法士である松本武志さんの講演であった。「小海から世界初への挑戦」~仲間と共に目指したスイスアルプス登山~と題した、松本先生が実体験をした話であった。既に新聞でも紹介されたが、小海町に在住の交通事故で下半身が麻痺している車椅子の青年と、筋肉が萎縮していく病を持つ小海高校の生徒の夢を実現したのであった。4000mを超えるアルプスに、下半身不随の身体障害者の青年と生徒を頂上まで挑むと言うものだ。通常であれば100mも背中に負ぶって山を登るだけでも大変のところを、4000m超のアルプスに挑むことは考えられないことである。1時間の講演の全てを紹介できないが、それを可能にしたのが筑波大学のロボットであった。昨年「志昂会」でその研究室を視察したばかりである。  

 小海高校の生徒も一緒に講演を聞いたが、障害者が健常者以上に前向きに、積極的に社会の中で活躍していこうとする姿に、大きな感動と勇気を与えたことであろう。将来に向けて生きることと、挑戦し続ける人生の実体験の話は、生徒諸君が実社会で活躍していく上で大きな糧になることであろう。他にもイベント等あったが最後まで参加して、私も今後の活動をする上にも得るものが大であった。

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活動報告 

 15日 9月定例会は各委員長報告が行われ、予算案及び提出された条例案等を原案に賛成の採決が行われ閉会した。今定例会においては以前にご報告したように、来年度の施策予算に向けて多くの課題はあるものの、中期総合計画・仮称森林税など県の最終案が決まっていないために論戦の盛り上がりに欠けた。実質な村井県政の施策を期待する県民の皆さんにとっても期待はずれの感であろうと思う。県議会としても(私としても)県の考えを引き出すことや、実益のある提案など工夫が足りなかったことも、否めない事実であろうと反省しなければならない。

 今定例会においても多くの議員連盟が設置された。どの議連も県民の皆さんの福祉向上や環境整備など、的確な課題をテーマにしているだけに今後の議連の活動が期待されている。開店休業とならないよう取り組んでいかなければならないと思う。その中において、私たち創志会が発足当初から議長に申し入れしてきた、「長野県議会基本条例」の制定に向けて、他会派の議員と共に研究会を発足させた。早速有志で先進県議会等の視察することも決定し事実上動き始めた。具体的な調査を続け12月定例会には正式な研究会で発足できるよう努力していきたいと思う。

 18日 創志会では県内現地調査を中南信地区で実施した。諏訪湖イベントホールで行われた「諏訪圏工業メッセ・2007」の開会式に臨み、長野県の精密機械などのものづくりのメッカである、諏訪地方の技術の粋を最初に視察した。三次元に挑戦する各メーカーの技術開発能力に改めて感心させられた。宮坂勝彦実行委員長の主催者挨拶でも触れておられたが、県内の産業経済活動が活発に推移することによって、地域の行政の施策展開につながるサイクルが生まれてくるだけに今後に期待される。

 その他、木工関係等が編成統合が計画されている県伊那技術専門校や、多部制・単位制の高校として来春からスタートする箕輪工業高校の現地調査を行い、計画の進捗状況や課題等について調査をした。

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