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 本日、臼田建設事務所の道路維持課職員が志昂会南佐久事務所に訪れた。先の県道で相次いでおきた落石死傷事故を契機に実施された、県管理道路の緊急点検結果についての報告を受けた。確かに臼田建設事務所管内は飯田建設事務所に告ぐ、要対策箇所が多かった地域であった。対策必要箇所が125箇所と危険な地域であることは間違いがない。緊急点検は5月9日に実施し11日には県に報告がされている。直ぐに危険箇所が把握できることは、常に管内のパトロールが実施されていることが裏づけられる。ありがたいことである。
 
昨日田中知事に臼田建設事務所の現状のまま存続を要請したが、まさにこれらの日常業務活動から出てきている数字を見ただけでも、今後の土木行政全般にわたって、維持修繕を含め事務所の存在性が強く求められる証でもあろう。山岳道路と言えどもそこに道路を開設したと言うことは、地域の皆さんの生活や産業道路として必要があったからこそである。そのためにも県としても、道路を中心とする周辺施設管理は重要な課題である。
 
都市部の道路を含めたインフラ整備は、目に見えて投資した結果が分かり住民の賛同が得やすい。しかし、地方部になると新設は分かってもらえるが、維持修繕については実感として分かりにくい面がある。だからと言っておろそかには出来ない。無駄はなくしていかなければならないが、やはり県土のバランスは最低限度保っていかなければならないであろう。県の財政事情も理解できるだけに無理は言えないが、少なくても地域住民の生活・産業・文化を守るためにも、道路や河川の管理義務は徹底していかなければならないと、改めて感じた。

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 中川村の落石事故は落石防止ネットの上部から、ネットを飛び越えてワゴン車に直撃したとの事であった。まずは被害者の冥福をお祈りしたい。私も土木委員会委員として気になっていた。すぐにでも現場に駆けつけ様子を見たいと思っていた。昨日志昂会同僚議員の清水洋議員から電話が入った。「今日落石現場を見てきました。」との事であった。その際概略の説明を受けたが、来週16日志昂会の総会が開かれるのでその際詳細の報告をしてくれることとなった。さすが、この3月まで土木委員会委員として活躍して来ただけに、行動も現地での調査も的確ですばやかった。そして即連絡を入れていただき気をもんでいた私の気持ちを安堵させてくれた。ありがたいことである。この落石事故の今後の対応については、委員会でも十分な審査を行い、今後このような事故が起こらないよう対策を県と共に検討していきたい。
 それにしても、毎定例議会のたびに落石事故や、県道にかかわる事故の損害賠償先決議案が提出されており気になっていた。殊に林道や山間部の県道での事故が多い。防げないのか、不可抗力なのか、今後検証する必要があろう。保険契約により県から直接支出がないからよいと言うものではないだろう。今回は死亡が出ているだけに今後の対策が重要である。

再び住民の安心安全が遠のく
 田中知事は淺川など県内9河川の基本高水を再検証する検討委員会を設置することを、またまた明らかにした。この問題は新しく知事が方針を打ち出し、現地職員が地域住民と協議を進め、理解が得られそうになると、再々従来の考え方を変更してしまう。何を考えているのだろうか。昨年2月定例議会においても知事は「ダムの部分を切り離して河川改修のみで先行する」と表明し事業化を進めている。県議会も明確な整備計画もなく、本来であるならば国の国庫補助が十分得られるのを,県単独予算で事業を進めることに納得はできなかったが、流域住民の安全安心を得られるために認めざるを得なかったのである。
 
 昨年の児玉長野建設事務所長も、淺川流域協議会で河川改修工事についての説明の中で、「従前による河川改修と並行して、河川整備計画を早く作っていきたい。基本方針として河川改修と流域対策を組み合わせ、治水安全度を1/100に対応した治水対策に位置づけ、河川整備計画を策定する」と住民に報告している。他にも住民との話し合いの中で多くの約束事もあったが、ほとんど知事の一言で反故にされてきている。知事は住民が安心して安全な生活を営むためにどう説明されるのか。県民のため、地域住民のためと言葉巧みに話しているが、実態は何も考えておらず、何の策もないのに等しい。現場で直接住民の皆さんと話し合って理解を得ようとしている職員は、常に約束事はウソとなり住民から非難をされているのだ。全く度重なる我儘県政にあきれて言葉も失ってしまう。

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