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 宮崎県の新しい知事にタレントの「そのまんま東」氏が、分裂したとは言え政党が推薦した官僚出身の候補者に競り勝ち当選した。「そのまんま東」氏がタレントただから不適当であるとは思わないが、長野県の7年前を思い出される。既存政党は宮崎県で何が起こり、何を焦点とした選挙であったのか、県民が何を求め改めようと思っていたのか、その現況を認識せずに選挙戦に臨んだのではないかと思われる。

 東氏は田中康夫氏と違う点は、他人から懇願され仕方がなしに出たのでなく、地方自治を学び自ら宮崎県を何とかしたいと出馬されている。最も地方自治といっても机上での知識と現実との違いは大きい。常に宮崎県と宮崎県民の将来を見据えた知事としての判断と決断をしなければならない。その全ての責任を自らが負う心構えが出来ているだろうか。いたずらに改革の名の下に混乱の渦とさせないよう期待したいものである。不幸になるのは選んだとはいえ県民であるからである。選んだ県民にも責任があることも忘れてはならない。

 既存政党のトップリーダーたちは、時代の変革とともに住民(支持者)の考え方も、行動も大きく変化していることに気がついていない。われわれが推薦し支持するから皆ついてきてくれる。保守の分裂など問題はないと、高をくくっていたのではないだろうか。政治はその裏表を全て知り尽くしていても、おごりがあってはならない。トップリーダーは時代の流れに伴うその時代の要求、住民(支持者)の意識の微妙な変化を早く吸収する努力を惜しんではならない。それには何でもかんでも「俺についてこい」でなく、一番身近な同士の意見を常に聞き、変化に即応しようとする姿勢が必要ではないのか。

 他県のことながらわが身に置き換えて反省してみたが、地方政治に携わるものとして言うは易しだが、気をひき締めて自らを律しなければと改めて思い直したところである。

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 19日 遅い夕食時に妻のつけたテレビに目を向けてみた。何ヶ月ぶりに田中康夫氏をブラウン管越しに見た。テレビのテロップなどで「前長野県知事」と強調されていたことに何故か抵抗を感じた。それはとも角、相変わらず多弁で意味不明の言葉が続いていた。食事が終わるまでと我慢をして耳を傾けてみた。

 議員の報酬に関しての話題では、仕切りと「議員は家業を持っている」といっていた。だからサラリーマンしながら議員もやれる、というようなことも言っていた。県議会議員の現実を知りながらよく言えると思った。確かに家業を持っている議員もいる、専業の議員もいる。今の世の中会社の経営はそんなに甘くはない。企業を人に迷惑をかけないように継続していくことは大変なことである。そのために自分の代わりとなるべき人に託し、その上で県議会活動に全精力を傾注することとなるのである。当然のことながら会社の報酬はゼロかゼロに等しい議員も多くいる。

 県議も知事も報酬はそんなに代わらないとも言っていたが、4年間の知事の報酬プラス退職金と、退職金のない議員の報酬とは大きな差がある。「政治はボランティアである。政治は恋愛だ。」とも言っていた。ボランティア的心がけは必要であるが、ボランティアで政治が出来るだろうか。長野県をどうする、地域をどうするか、県民の夢を叶えるにはどうするか。途中で放り投げるわけにはいかないのである。議員は常に県民や地域の現状と問題点を捉え、強い信念と勇気と奮起が求められているのである。その上で時には住民に訴え説得などしなければならない。前知事のようにでまかせの言葉を発し、結果は知らないよ、では済まされないのである。前長野県知事の立場で出場するならば、責任ある発言をしてもらいたいものである。望むほうが無理かもしれないが。

 権力を得てきて、知事の座に更に座りたいと思わなかったか。との質問に「僕はなかった」・・・。私はあきれて言葉も出なかった。知る人は知るで良いかもしれないが、くだらない低俗な番組を見てしまい、食事中の時間つぶしといえども、大きな損をしたような気がした。

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 新年明けましておめでとうございます。

 皆さんにおかれましてはご家族揃って、よい年をお迎えになられたこととお喜び申し上げます。昨年は豪雪豪雨により大きな被害を受けた年でもありました。被災地の皆さんにはお見舞いを申し上げるところであります。今年こそは無災害の1年であってほしいと願いたいものです。本年も長野県にとって素晴らしい年となりますよう期待しましょう。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 夏の豪雨の際には今後の長野県を占う県知事選もスタートし、6年に亘った田中県政に県民はノーを突きつけ村井知事誕生となった。長野県民にとっても長野県を変える大きな1年であったといえよう。新しい年を迎えその村井県政にとって最初の当初予算の編成となる。淺川治水対策問題など早急に結論を出さなければならない課題もあるが、さまざまな機会において核心の部分は慎重に答弁を繰り返してきただけに、その県民や市町村長や県議会の要望意見がどのように反映されるのか注目されるところである。

 また、村井県政になって今後の長野県をどう展望させるのか、やはり注目されている中期総合計画を1年かけて策定される。その際田中県政のときに作成された総合計画、「コモンズから始まるルネッサン革命」の理念は継承するとされているが、あの理解しにくい総合計画というよりレポートを、どこまで取り入れていくのだろうか。私は行政の継続は必要だと思うが、果たしてこのレポートは将来の長野県にとってふさわしい「理念」なのだろうか疑問に思う。村井知事が時あるごとに述べられてきた「長野県のあり方」と整合するのだろうか。ここは無理をしてまで田中県政に気を遣うことはないと思う。「良いところは継続する」と言う事といささか違うのではないだろうか。

 何事もすばらしい計画や施策があっても、執行する職員が理解でき迅速に執行しなければ、絵に描いたもちとなってしまう。その点田中県政時代とは異なるとは思うが、4月の人事も注目されるところである。私ども1期生にはどなたも新鮮に映るし、有能な職員であると思う。確かに一つ二つ質問するなり会話をすれば概ねわかるが、やはり村井知事による新たな県政改革である。一気に全てを満足できる人事異動などありようはないが、間違いがあってはならない。これらこそは慎重の上にも熟慮されることを期待したい。

 私ども県議会議員にとってもただ評論家ぶっていられない時代でもある。県民の皆さんの耳も目も口も以前と違い、情報化時代の中でしっかりした見識をもってきている。常に目線を同じにしながら一層の学習が必要であろう。私たちに与えられた任期は残すところ実質3カ月である。ディーブインパクトのように最後まで力いっぱい走りぬけ、まずはこの4年間の県議会議員として惜しまれて職務を全うするよう心がけたいと思う。その上で元気な長野県、元気な南佐久の再出発のために、2期目を目指し意思を表明した私も目標に向かって努力していくつもりである。そしてこのブログもできる限りタイムリーに皆さんにお届けし、さまざまなご意見やご感想をいただきたいものである。
改めて、今年もよろしくお願いいたします。

2007年 元旦

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