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危機管理が必要のとき またもやテレビ出演

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 朝、新潟県中越地震から一夜明け、次第に甚大となってくる被害状況を放映していた。いきなり田中知事が現れ番組に出演されていた。嘘でしょう。と一瞬思ったが、もともと今日は予定通りテレビ出演する日であったのかと、半分あきらめの覚めた心境となった。時間が8時30分前とはいえ、長野県下でも三水村を中心に被害を受けているという中、常識を疑いたくなった。そういえば、昨夜も東京方面に向かっていたようだが、かろうじて長野に戻ってこれたから良いものの、もし東京で足止めになっていたらどう危機管理に対応したであろう。松林経営戦略局長は携帯電話や、衛星電話で連絡を取るとしていたが、実際災害が発生すれば携帯電話ですら、通信が麻痺状態となる。ともあれ今日のテレビでの田中知事を検証してみたい。

 「小泉総理の初期対応についてどう思いますか」との問いに、他の都県の知事の例を挙げて、本題の回答とはなっていなかった。・・・自分はどうなのか・・・

「被害が甚大の中で何が今必要か」との内容の質問に対し、都市計画法33条・29条の説明をし、東御市で行った訓練を例に挙げ、地道な訓練が必要といきまいていた。更にコンクリートで自然を埋め尽くすのでなく、危険な場所に家を造らせないことが必要だ。そのほうが経費もかからないといっていた。その上に小さな村には地域のコモンズがある。とわけの分からないことを述べていた。今日手柄の気になって話す内容ではないと思うが。

 今回の新潟中越地震での災害で、多くの集落が土砂崩落などの被害にあっている。コモンズを大切にしてきた集落を全て移転させるのか。日本の集落は大きい、小さいを問わず、もともと扇状地に田畑を設け、周辺に住居を構えてきている。特に急峻な地形の多い長野県ではほとんどがそうであり、どちらからといえば危険と隣り合わせの状況が多い。だからと言ってコモンズを中心に集落を築いてこられた、先人たちの知恵と工夫を無視して移住させるのか。むしろ先人たちで出来えなかった砂防等を、現在の技術でもって守っていくことも、時代に住むものの役目でもあろう。

 今日はそのような議論をする状況ではない。知事自身テレビ出演をしている時間があるならば、三水村へ出向くなり、台風23号の災害復旧をどうするのか、自分の役目を全うしたらいかがか。たまたま地震が起きたから長野に戻ってきた。(戻ってきたことは評価するが)もし地震がなければおそらく土・日曜日は東京滞在となったことだろう。台風災害の復旧はどう考えているのだろうか。状況判断で行動ができないことは、ただ自分の思い通りの行動をするのであって、コモンズを重んじての行動ではないと思う。知事としてのやらなければならない義務と、権力権限を履き違えていないかと思わざるを得ない。

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