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文教常任委員会が開催されました

ようやく設計図が完成する

本日の文教常任委員会は、稲荷山養護学校改築工事の実施設計図がようやく完成したことにより、説明と質疑を中心に行われました。この養護学校は本来RC(鉄筋コンクリート造り)構造により建設されることになっていましたが、田中知事再選により木造建築に変更となり、設計変更を何回ともなく変更を繰り返してきました。更に昨年防災上の問題等による設計業務の遅れがあり、今年の1月27日に完成したものであります。

県は工事を1年延期と発表

 本日県教育委員会の説明では、昨年12月定例会に提出された、県産材を県で調達するとして、2896万5千円の債務負担行為を県会が否決したことにより、養護学校の建設工程が厳し

くなった。という理由で工事を一年遅らせますと発表されました。勿論委員会では昨年の債務負担行為の否決は、実施設計図が完成していない段階での事業は不自然だとして認めないものとしたものであり、新年度当初予算での執行でも、県産材の調達はもちろん建設も工期内で十分間に合う。との関係業界からの調査結果を踏まえての結論でありました。

責任転嫁はおかしいと主張

 私はまず木造建築であるために心配される事項について質問しました。

1 今回の工事で特許や特殊な技術など工法及び資材等はあるか。

  A 設計事務所と相談しなければわからない。向上で組み立ててくるものが多い。

2 関係者と十分協議はされてきたと思うが、現場でやむをえない変更や要望が起きた場合誰が判断するか。

  A 設計業者と設計事務所と協議して判断する。

3 予算調達、入札行為、工事管理など部局がまたがっている。今後各部局の役割体制と責任の範囲は。 

  A 住宅部施設課 工事を中心に、業者、近隣住民、学校関係者との調整。

    教育委員会  学校、保護者、改築委員会等基本的に施主との調整。予算面等。

4 アリーナなど使用される梁など大きい材は集成材か、鉄骨を使用か。

  A 特殊工法のため集成材や鉄骨は使用しない。

5 外壁材も県産材を使用するのか。直ぐメンテが必要となるが。

  A 建築構造に工夫されているので大丈夫。

6 木造建築のための防火、防雪、防雨、に特に留意した点は。また防火対策、防災上の問題やセキュリテーのプランは。それらが設計の遅れに原因はなかったか。

  A 全体は木造であるが独立した校舎棟などを結ぶ渡り廊下や、壁の一部はコンクリート施工することにした。この対策等で設計業務が遅れた。

 

 財政上の問題について質問しました

1 契約者は知事か、教育委員会か。予算を調整し契約の締結などの執行する所管はどこか。事実上の予算執行者及び予算の管理者は誰か。

  A 契約者は知事。予算計上は教育委員会。支払い業務は住宅部。

2 予算がないのに支出を伴う契約は締結できないとされているが、今回の予算は。

  A 1期工事 4億8804万円 2期工事 26億7000万円 

    3期工事 22億1900万円

3 当初の考え方とだいぶ違う。これでは18年4月開校はできないではないか。

  A 品質の良い木材調達等考慮した場合、一年延期をせざるを得ない結論に達した。

4 370億円の県財政赤字が直接な原因ではないのか。その答え方なら議会も県民も理解できる。

  A あくまでも工程的な問題だ。

5 木材調達ならば十分間に合う。先週木材関係業者の現場説明を受けながら、状況を聞いて来た。

  通常の材木2000本を製品として出荷するまでの日数は、①伐採から製材まで約1週間。③熱処理乾燥は2週間。③し善養生期間は2ヶ月。(板材は1ヶ月)。約3ヶ月で十分製品として出荷できる。従って順次作業をしていけば東信地区だけでも十分手当てはできる。とのことであった。

  建築業界にも聞いてきました。2期に分けての工事でも18年4月開校に間に合わせることはできる。

  いずれの業界も十分間に合うとのことであるが、やはり財政の問題が原因か。

  A 大規模工事のため十分余裕を持って、良い学校を造っていきたい。

* いずれの質問も納得のいく回答は得られませんでした。