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誠意が見られなかった回答・・・一般質問終わる

 9月定例会の一般質問が終わった。志昂会の清水洋県議は自分のホームページで次のようなことを述べられていた。

『一般質問を終わると満足感と脱力感が襲ってきます。様々な思いが複雑に交差します。これで良かったのかな?長野県議会議員として十分とまで行かなくても納得した仕事ができたのかな?』と心のうちを表していた。これは全く私も毎回同じ思いになる。自分の調査不足や話術の拙さ、突っ込みの足りなさからくる感じとは違う。確かにそのこともあるとは思うが、それ以上に知事をはじめ理事者の回答に誠意が見れないことのほうが多い。質問に対し何故か問題をはぐらかし、関係のないことを述べていたり、本当に長野県の知事か、長野県の部局長かと思われる回答が随所に見られる。この人たちが本当に長野県民の利益を考えていかれるのだろうか、誠意ある回答をしてこそ車の両輪と言えるはずだと思うことが多い。それらが清水県議が述べられているような思いにつながると思う。

 何とか一緒に課題解決にむかっていこうとする姿勢が見られないのが残念だ。もちろん全ての部局長が同じであるとは言わないが、少なくとも上位の理事者と呼ばれる部局長は大いに反省してもらいたい。一般質問で消化不良がおきるから委員会で再び繰り返され、予算審議がどうしても時間的に不足してしまう事となってしまう。いずれ委員会で疑問を晴らし、本来の議論を展開されることを望むものだ。一般質問での回答についての『私の意見』は、もう報道機関で触れられている事と同じ意見なので、委員会の中で誠意が表れなければ述べることとしたい。


山口村と同じ思いをさせたくない  岩水区の境界変更問題
 山口村の越県合併問題は、私の地域の合併問題にも共通する事象があるだけに、慎重に判断をしていきたい。その事象を紹介してみよう。
 南佐久郡臼田町にやはり昭和の合併の際、当時青沼村の大字平林地区一部が佐久町と臼田町とを選ばざるを得ない、いわゆる分村を決める住民投票が行われた。その当時の住民闘争は想像を絶する大変なものであった。結果は岩水地区を除き全ての対象地区は佐久町に編入することが決定した。岩水地区は完全に「飛び地」となった。日常生活は2~10分歩けば佐久町の商店街であり、学校はすぐそばにあるもののタクシーで臼田町の学校に通うなど、実態に合わない苦しい生活を余儀なくされてきた。その臼田町は来年佐久市と合併することが確定されている。飛び地となっている「岩水区」の住民は、この際生活圏である佐久町に境界変更をしたいと願っていた。佐久町も八千穂村と合併が進められており、岩水区はその合併にあわせて同時に手続きを進めていきたいと願うことは当然の願いであろう。ところが臼田町はその岩水区の願いを跳ね除け、佐久市との合併をすすめているのだ。それぞれの言い分はいろいろあることは私も承知している。しかし解決できない問題ではないはずだ。時間も十分あったにもかかわらず、いまだに無常な答えが続いている。今の状況では12月定例会に岩水区の願いが届かず、佐久市との合併に向けた申請が県に出されることだろう。私は複雑な思いで審査をしなければならない。

住民の民意とは何か。この問題を田中知事と同様に佐久広域県内(南佐久郡・北佐久郡・佐久市・小諸市)の住民の、意向調査を実施しようとしても実態は分からず、何を基準にして住民は解答するのだろうか。まず理解はできないと思う。やはり県は第三者的な立場で冷静な指導をするべきではないか。山口村と同じような事象を目の当たりにし、何とか対象地域住民の願いを叶えてやりたいと思う。県は住民の意思を尊重し、しっかり地域にあった指導をするべきであろう。まだ間に合うと思う。これらの地域の実情が理解できないようなら「コモンズ」は語る資格はないと思う。ひたむきな住民の願いを叶えさせてやりたい。県職員の皆さん、指導と関与の境は難しいが、実態の把握は現場に出向いてこそ、行き過ぎた関与でなく喜ばれる指導となることもありうることも知ってもらいたい。