「スペシャルオリンピックス」正直、県民は理解と盛り上がりがない。しかし県にとってとも県民にとってとも、実は重要な課題である。県は今年度は当初から緊縮予算を組んできており、大変県民の多岐にわたる要望に応えられないでいる。また県議会としても県民の皆さんに本当に我慢をお願いしてきているのです。そのために9月定例会では、林務・教育行政などの予算対案に対し、県費のみならず国の補助金を利用するべき、事業の推移を見てからでも遅くないなど、県財政逼迫の折、県民の負担を最小限にしたいとの思いから、削減修正をしてきた。その現実の背景の中で8億円の県費を、簡単に支出できるものではない。それはスペシャルオリンピックス長野の世界大会の費用の問題だ。
この18日GOC本部に調査に伺ったことは既報済みだが、その際の説明と今までのSONAの説明と食い違っている点が判明した。本日それらを明確にしたいために、SONAと県障害福祉課の皆さんと懇談会をもった。疑問点に対しほとんど回答が得られなかった。後日調査の上回答を得ることにしたが、おそらく希望通りの回答は得られないと思う。しかし、この財政難の上に台風23号の災害、新潟中越地震など、県でも想定以外の災害に遭い、国からの支援もあるが、県としても多額の負担が予想される。その中で明確の調査報告がなければ素直に8億円近い県の浄財を支出することに納得はできない。
調査依頼項目
両事務局の関係者に、10月18日GOC本部での調査によって、今まで県やSONAから説明受けた事と不整合の部分について、未回答部分の調査結果を依頼した項目。
SONA
① SONAの発足時に会議の際、SONA側から県から金銭的な支援を求めるべきだとの話が出たが、議事録のようなものがあるか。
県社会部
① 細川佳代子SON会長が最初に県へ依頼に来たとき、行政から支援を受けませんと言ったメモがあると聞いているが、確かめてほしい。
② SOIへ応札する際、SONが2005・1・5付けで提出した、「2005年スペシャルオリンピックス冬期世界大会長野」の招致申請書類の中の、収入見積書(Estimated Revenue)に行政から$500万(レートを110円とすると約5億5千万円)最初から予定にしていた。このことを県は知っていたか。説明を受けていたのか。
③ 2003年スペシャルオリンピックス夏季世界大会への出席要請について、小林実議長宛に来ていたか。その要請書を提出して頂きたい。(平成15年4月11日付けで知事には来ている)
12月定例会には結論を出さなければならない。私たち県会はどのような結果の判断を下すにも、県民の理解を得るには大変な勇気と説明が必要だ。県は少なくとも県議会に納得できる調査結果を報告できることを期待したい。
これがコモンズだ
久しぶりに県職員と本音で話し合いができて、清々しい気持ちの時間をすごした。ある職員のグループと話し合いの機会があった。お互いに胸襟を開いての意見交換ができた。これが本当なのだろう。正面の姿が偽りなんだな。そんな感触を受けたのは私だけでなく、参加した仲間は感じたと思う。お互いの自分の恥ずかしい体験話や失敗談、苦しい過程の中でも楽しい結果が得られた手柄話、これが本当のコモンズだ。などと地域づくりから教育まで、特に長野県教育の過去から未来まで、今日の話のように推移すれば万々歳だと思うくらい、真剣に長野県教育を語り合った。勇気があり真剣に長野県の将来を考えて、与えられた行政を執行していてくれているのだと、正直ホットした気持ちになった。やはり行政を問わず物事を全うすることは、人と人が信頼の上に立って理解しあえる環境をつくろうと、努力しなければならないと感じた。暗いニュースばかりの昨今、今日は久しぶりに気持ちのよい数時間を過ごさせて頂いた。明日の元気と活力を頂いた、今宵の仲間に感謝したい。

