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現場責任者の対応が対照的だ

 「心からお詫びする」「襟を正してお詫びする」、田中知事が同じ日に2回謝罪することは初めてのことだろう。素直に現実の非を認めて直ちに謝罪を自ら行ったことは評価をしたい。ただこのような過ちが繰り返されている背景は何かを見極める必要があろう。県議会が再三にわたり注意を促してきた、知事の職務に専念していないことが、ここに来て表面に現れてきていることに気づくべきだ。神妙な顔で記者会見に臨んでおられた知事は、本当にそれらの根幹を理解しているだろうか。分かって頂きたいものだ。

 「中国産はるさめ」「浄水場の汚泥排出」二つの問題が同時に発生し、問題発生後のそれぞれの現場での対処が対照的だ。ここでは問題の原因や行為等については論評をしないが、発生後の対処の最終責任者はいずれも田中知事であることは周知のとおりだ。ただ、「浄水場・・」は管轄する小林公営企業管理者が、問題発生時から表に出て対処していた。方や「中国産・・」はその責任者である県環境保全研究所長の青山貞一氏はどこにもでて来てはいない。全国的にも迷惑をかけたり、業者の信用を失墜させ、賠償請求による県の財政的損害も考えられると言うのに、現場の責任者として何をしているのだろうか。非常勤特別職だからこの場に及んでも、約束の10日以上の出勤日数になるから出てこないというのか。現場責任者としては失格であろう。(他にどうしても都合がつかない理由があったのか)安易にお仲間的な人を非常勤特別職として、迎え入れた田中知事にもその責を問われるべきであろう。検査結果の誤りだからとして検査技師だけを責めるわけにもならないだろう。大事な仕事をしているのに、ふっと沸いてきたように着任した、非常勤のしかも県内に在住しないで、非常時には直ぐ駆けつけることができない責任者を持つ、組織そのものを考えるべきではないか。